整形外科│たいようファミリークリニック|名古屋市中川区

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整形外科ORTHOPEDICS

整形外科について

整形外科では、手足のしびれや痛み、腰痛など痛みの原因検索に応じた治療を行います。また、ケガ(切り傷、擦り傷など)の治療や打身・捻挫・骨折の診断治療などの外科系疾患についても、幅広く診断・治療いたします。
当クリニックは骨密度測定器を導入していますので、骨折やロコモディブシンドロームの予防に関することも、お気軽に相談ください。 必要に応じて、MRI検査(他院)などによる診断・治療も行います。診察の結果、より専門的な検査や治療が必要な場合は、病診連携を活用し適切な医療機関へご紹介いたします。

整形外科の主な対象疾患

  • 外傷(骨折、捻挫、打撲など)、スポーツ外傷・障害
  • 痛風、骨粗鬆症
  • 変形性関節症(膝、足の痛み)、五十肩(肩関節周囲炎)
  • 頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症、肩こり、頚肩腕症候群
  • 腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症
  • 手根管症候群、肘部管症候群、坐骨神経痛 など

当クリニックで行う整形外科検査・処置

  • 骨密度測定(DEXA)、レントゲン
  • 関節注射

骨粗鬆症について

骨粗鬆症とは

骨粗鬆症とは骨の量が減り、骨折しやすくなる病気です。進行すると骨がスカスカでもろくなるため、治療せずに放っておくと、日常生活のわずかな衝撃でも骨折を起こしやすくなり、生活の質が低下してしまいます。痛みなどの自覚症状が無く、年齢が高くなるほどなりやすく現在、日本人では約1,000万人以上の方が骨粗鬆症と言われております。

診断方法

1 : 骨の密度を測定するのに当院ではDEXA法という骨密度測定装置を使い、腰椎・大腿骨の骨密度を測定します。
2 : 採血をし、血液検査で骨代謝マーカー測定をします。

当院での治療方法

①薬・注射での治療

作用 薬剤種類 特徴 商品名
骨吸収抑制 ビスホスホネート 骨を壊す細胞を抑える事ができ、薬の種類が多くこれが中心となってくる ・アクトネル(月に1回の内服)
・フォサマック(週に1回の内服)
・ボンビバ(1カ月に1回の静脈注射)
・ボナロン経口ゼリー(週に1回の内服)
・ボナロン点滴(1カ月に1回の点滴)
SEAM(サーム) 閉経後骨粗鬆症に使われる50~70代の女性に使われることが多い ・ビビアント(1日1回1錠内服)
デノスマブ 骨を壊れにくくする作用 ・プラリア(半年に1回の皮下注射)
カルシトニン 疼痛・除痛効果が高い ・エルカトニン(筋肉注射)
骨形成促進 副甲状腺ホルモン薬 骨を作る機能を促進する ・テリボン(週に1回の皮下注射を2年間 ※一生において2回)
その他 ビタミンD カルシウムの吸収を促すビタミン ・アルファロールカプセル
・エディロールカプセル

②食事療法

骨を強くするためには、カルシウムやビタミンDをしっかり摂ることが大切です。
他にもビタミンKやたんぱく質の摂取も必要です。

  • カルシウム:魚介類(干しエビ・しじみ) 大豆製品(納豆・木綿豆腐)
  • 乳製品(牛乳・ヨーグルト) 野菜・海藻類(ひじき・小松菜)
  • ビタミンD:魚類(サンマ・カレイ・鮭) きのこ類(干しシイタケ・きくらげ)
  • ビタミンK:野菜類(小松菜・ほうれん草) その他(納豆・鶏もも肉)
  • たんぱく質:ごはん・そば

スナック菓子やアルコール・コーヒーなどはカルシウムの吸収が悪くなりやすいので摂りすぎに注意しましょう。

③運動療法

毎日の適度な運動は骨を丈夫にします。特に日光を浴びながらの運動は体内でビタミンDが作られるので、ウォーキングや柔軟体操などの軽い有酸素運動が良いとされています。
自分の体調や体力に合わせて無理のない範囲で習慣化しましょう。

二次性骨折予防継続管理料3 について

当院では骨粗鬆症治療を積極的に行っており、「二次性骨折予防継続管理料3」の施設基準に適合した医療機関として認定されております。
DEXA法という骨密度測定装置を用いて腰椎、大腿骨の骨密度測定を行っております。近隣医療機関と連携し、骨粗鬆症治療の継続をいたします。

日本医師会
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